「メーカーの営業ってやりがいって何?」
営業でもメーカーの営業だと他と違うどういった点でやりがいを感じているのか。
メーカーだからこそ感じれる”やりがい”があるのか。気になりますよね。
今回、部品メーカー営業9年の現役営業マンの筆者がその点を解説していきます。
記事では仕事のやりがいを3つのポイントに絞り解説します。
他の営業の仕事と違う点がわかりますので、企業選びの判断の軸として参考になる内容です。
やりがいを感じる3つのポイントとは?
メーカー営業の仕事にやりがいを感じれる3つのポイントを解説していきます。
- 自分の提案が設計折込され受注する時
- 技術のエキスパートとしてお客さんから頼られる時
- 売った製品が世の中で人の役に立っていると分かる時
自分の提案が設計折込され受注する時
自分で作った提案が採用される達成感
メーカーに設計折込されるのにはモノによっては半年、1年以上の期間を要する場合があります。
例として半導体関係の機械装置(=半導体を削ったりカットする装置)では、多くの部品が使われます。
小さな1つの部品でも変更となると大掛かりな設計変更が必要となる。
- 設計仕様をヒヤリング
- 見積提案書の作成
- 見積提案・価格交渉を実施
- サンプルの部品を提供
- 装置メーカー社内の部品の評価
- 機械装置の品質評価
- ユーザー(=装置を使う会社)の評価
ざっくりとですが、最低1年半はかかります。
このような長期間の営業活動を得て最終的に受注になればその充実感・達成感はひとしおです。
技術のエキスパートとしてお客さんから頼られる時
技術面でお客さんから頼られるのは存在意義。
メーカー営業の存在価値とは何でしょうか?
これは下の2つだと言えます。
- メーカーとしての技術ノウハウ
- 工場と顧客の中間に位置する目線での顧客対応
営業的な窓口対応のみなら、メーカーは営業をコストダウンのために外注できる。
しかしお客さんから信頼性のある技術営業の対応が求められるので、”メーカーに所属する営業マン”は必要。
技術のエキスパートとして頼られるのはやりがいを感じる。
売った製品が世の中で人の役に立っていると分かる時
自分が販売した製品が世の中で役立っているのはうれしい。
例えば、自社で製造したレンズが医療用の内視鏡レンズとして多くの患者を救うために使われている。このケースを想像すると社会に貢献していることを実感しますよね。
- どんな仕事でも必ずどこかで誰かの役に立っています。
それがメーカーの場合、実際に使われているイメージしやすく実感もわきやすい。
自分で販売した製品が社会の役に立っていることが判る時はやりがいを感じる。
どれも実際に筆者自身も経験したこともありますし、メーカーの営業の仕事はやりがいがあり面白いです。
筆者は1度転職していますが部品メーカーから部品メーカーへ転職しました。そして転職したことによりいっそうメーカー営業の仕事がおもしろいと思えるようになりました。
納得いく転職が出来たのもキヤリアコンサルタントをうまく利用できたからです。
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続いては重要です。
メーカー営業に向いている人のタイプを見ていきましょう。
当てはまる人は活動の軸にメーカーを入れてみてはいかがでしょうか?
メーカー営業に向いている人のタイプ
次のような考えが強いタイプの人は、メーカーの営業職は向いています。
筆者もこのタイプです。
- 深く狭い人間関係を好むタイプ
- 1つのモノを愛着を持ち続けたい
- 物事に深く狭く取り組みたい
- 技術知識を力として発揮したい
- 過酷なノルマの営業はやりたくない
ポイントを3つに絞り解説しますので次に見ていきましょう。
- 自社のモノに愛着を持って働きたい
- 製品のオタクになり技術知識を活かして働きたい
- 営業はやりたいがブラック企業では働きたくないタイプ
自社のモノに愛着を持って働きたい
自社のモノに愛着を持ち狭く深くノウハウを積み上げたいタイプ
AppleなIPhone、mac bookなどメーカーには自社製品があります。
このタイプは「自社製品であるという事」で愛着を持つことが出来ると考えます。
愛着から生まれる”こだわり”はメーカー営業の素質です。なぜなら製品品質を貪欲に改善していく考えに繋がってくるからです。
「うちの畑で取れた野菜はおいしいよ!」という農家の方々とまさしく同じようなイメージです。
もちろんこれは自社の品質に自信がある、という前提での話。
自社製というだけでこだわりや愛着が湧いてきます。
製品のオタクになり技術知識を活かして働きたい
技術のマニアックな知識を深めて自社製品オタクとなり働きたいタイプ
営業をしていると技術的用語が会話の中でひたすら飛びかうのが普通。
数年働けばすぐ”そっち側の人間”になることが出来ます。
数年でオタクになり、昔は呪文に聞こえていた技術用語も使いこなせるようなる。
内容は専門的な技術知識で一般的には知られていないものが多い。
そんな小難しい技術知識も興味をもって勉強したいタイプにはメーカー営業がハマります。
営業だけど緩く働きたい
営業はやりたいが過酷で体育会系な営業になりたくないタイプ
メーカーの営業にも不動産投資や生命保険の営業のように売り上げ目標があります。ただし、それらの営業と違いノルマの追及が比較的緩いのも特徴です。
メーカー営業はノルマ追及が比較的緩い
メーカーではお客さんの装置の標準的な設計に採用されればすぐにはメーカー変更されない。
それは、月に何十台という量が定期的に発注される仕組みを構築できるという事。
メーカーは設計折込されることで”営業が売り込み続ける状態”から脱する仕組みを作れる。
わたしは9年ほどメーカー営業に勤めて思いますが、営業をやるならメーカー営業をおススメします。
営業をやるならメーカー営業をおススメ
メーカー営業をススメるのは、営業的に戦略立てて活動はしますが、ホワイトな労働環境は崩さずに働ける=おもしろいからです。
ただし、人によってはメーカー営業の仕事は退屈だと感じる部分も少なくはありません。それも、経営基盤が安定した会社であることの裏返しだということなのですが。
- 自社製品を偏愛しながら
- 技術オタク営業として
- そして、営業としてもバリバリ働きたい
- しかし‼過酷なノルマに追われたくない
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自分に合った転職活動のスタイルで進めましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
最後に改めて記事の振り返りしましょう。
まとめ|メーカー営業にやりがいを感じる3つのポイント
今回の記事は大きく下の2つに分けてを見ていきました。
・メーカー営業にやりがいを感じる3つのポイント
・メーカー営業に向いている人の特徴
- 自分の提案が設計折込され受注する時
- 技術のエキスパートとしてお客さんから頼られる時
- 売った製品が世の中で人の役に立っていると分かる時
- 自社のモノに愛着を持って働きたい
- 製品のオタクになり技術知識を活かして働きたい
- 営業はやりたいが過酷な体育会系営業にはなりたくないタイプ
転職活動始めるみなさんはまずは転職エージェントを使っていってます。
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メーカー営業一筋の筆者としては、メーカーも企業選びの軸に入れて活動して頂ければ嬉しいです。
記事は以上になります。
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