悩むサラリーマン「メーカー営業ってホワイトっぽくて楽そうだけどやりがい無くてつまらなそう」
苛烈なノルマで激務な営業は嫌だけど、ルーティーンワークで似たような毎日を送るのもいまいちですよね。
この記事ではメーカー営業をつまらないと感じる理由とその対策をメーカー一筋で営業歴9年の筆者が解説します。
私が思う現状を打破するやり方は大きく2つ。
- 自分の営業への取り組み方を変える
- 働く環境を変える（転職）
皆さんが理想の働き方に少しでも近づけるよう、キャリアの次のアクションへ後押しします。
ではさっそくメーカー営業がつまらない理由をみていきましょう。
メーカー営業がつまらない3つの理由
- ルーティーンワークに飽きてくる
- 将来のキャリアプランを描きづらい
- お客様の声が届きにくい
ルーティンワークに飽きてくる
日々の同じような仕事のルーティーンワークに飽きます。
メーカー（特に産業機器メーカー）では決まった製品をただ定常的に販売し続けるいわゆる量産系の仕事が多い。
量産系の仕事は毎月一定量の注文が入る定期購読のようなイメージ。
お客様のもとへ通い注文をなんとかもらう営業のイメージと離れており待っていても注文書がくる。
社内を見ても工場に対する納期管理、またはクレーム処理などの内向的な業務が多いのが特徴。
仕事はパターン化され刺激の無い日々でスキルアップが出来ず成長を感じにくい。
将来のキャリアプランを描きづらい
メーカーにおける営業はキャリアプランを描きづらい
具体的には営業としての能力開発の方向を定めにくいということです。
メーカーの営業なので技術的ノウハウはアドバンテージです。技術知識豊富だけど会話も上手い営業マンは重宝されます。
この方向性はありますが、文系卒から技術職を経験し、営業に戻るキャリアは難しい。事実、技術出身・理系の営業は活躍しています。
営業力のスキルアップだけじゃないのがメーカー営業のキヤリア。
りょう文系卒でも活躍できますが、理系で喋れる人は羨ましい！
お客様の声が届きにくい
ユーザー直接販売する事が少なくお客様の声が届きにくい
実際に商品を使うユーザーとの距離感がある。
なぜかというと、商社に販売し、商社からユーザーに販売する場合。もしくは直接機械装置のメーカーに販売する方法が多い為。
特に部品メーカーは「お客様の声」が届きにくく、お客様の満足する姿、不満に思われている状況を察知しにくい。
お客様へ貢献しているという実感によるやりがいは乏しい。
体験談｜メーカー営業の仕事がつまらないと思った話。
ルーティーンワークでマンネリ化した状況。新規などは全くやったことありませんでした。
部品メーカーですので、お客様は機械装置のメーカーです。一部上場企業でありお客様も名のあるメーカーが多かった。
そんな中、現状維持で保守的な社内。上司に「この商品を、このお客さんにPRしたらどうですかね？」「いや可能性は無いと思うよ。」という日常のやり取り。
またある時は、新規開拓で営業が新商品の仕事を取ってきた。
工場技術としては「実績も無いし市場で製品クレームが起きるのでは？」と重箱の隅をつつく指摘で案件は停滞、結局話は消えた。
会社の将来を見据えて新規開拓をがんばった営業は転職で会社を辞めました。会社は保守派の工場の人達に引っ張られリスクを取れず挑戦が進まない状態。
りょう以上が私の体験談です！
つまらないメーカー営業の仕事を変えていく対処法
- 自分の仕事への取組み方を変える事
- 転職をして職場環境を変える事
自分の仕事への取組み方を変える事
仕事は自分でおもしろくできる。
確かにメーカー営業の仕事は待ちの仕事で忙殺されがちになる事は事実。
そんな中でも自ら動いて仕掛けた事で結果が出たときの達成感は格別で、仕事は受け身の仕事をしていた時に比べ格段に面白くなります。
転職をして職場環境を変える事
転職して職場環境が変わると仕事内容が変わりやりがいを見つけられることも。
わたしはメーカーからメーカーへ転職しました。
同じ産業機器の部品メーカーです。仕事の内容や扱う商材は変わりました。変わったと言っても似て非なるもの、ただし前職の技術知識は活かせない。
同じメーカーですが、新規開拓や、新商品の拡販活動などやりがいの感じる仕事をしており満足度は高い。
実際に下記の厚労省の統計からも離職者の離職理由として「満足のいく仕事内容ではなかったから」と答える人は多いです。
りょう仕事の満足度を高めようと辞めていく人は多いですね！
つぎに総務省の統計のグラフを引用しています。
世の中の転職者の動向
転職者は年々増えていっていることがわかるグラフです。
大企業で盤石な終身雇用制度の下、定年までキヤリア構築していくのは一昔前。
今は転職をしながらキヤリアアップするのが一般的ではないでしょうか？
こちらが私がメインで転職活動でメインで利用した転職エージェントです。
エージェントは当たりはずれあると思うので評価が難しいですが、わたしは最終的にコンサルタントが丁寧だったDODA一本で進めました。
・求人の選択肢を広げやすいエージェント×サイトの両方の支援で高い顧客満足度を実現。
>>DODA
・求人数、転職支援実績は国内最大。企業への営業提案力で転職者を支援。
>>リクルートエージェント
登録自体は無料、5分で終わります。
そもそもあなたが仕事に求めるものは何でしょうか？
- 仕事に求めているものは何か？
- それは仕事でしか実現できないか？
- 仕事じゃなく実現する手段は何か？
どうせやるならやりがいがある仕事を、とか、もっと成長を感じられる仕事をと思うことは素晴らしいこと。
でもやりがいや成長は仕事を通してしか得られないものではないはず。
広い視野に立つと、今働いている会社にこだわり過ぎている自分に気づくかもしれません。
まとめ｜メーカー営業がつまらない理由と対処法
記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
- ルーティーンワークに飽きてくる
- 将来のキャリアプランを描きづらい
- お客様の声が届きにくい
- 自分の仕事への取組み方を変える事
- 転職をして職場環境を変える事
転職はキャリアの新陳代謝です。新卒の頃に感じた仕事へのワクワクは転職で環境を変えればまだまだ味わえます。
キヤリアに悩む方へこんな言葉を紹介。
世間が必要としているものと、自分の才能が交わっているところに天職がある。
アリストテレス
自分のうちにあるもの（才能）と社会に求められるものが交わる仕事が自分の生まれつきの性分にあった職業だという意味。
あなたが自分の能力を発揮し、成長しつづけられる仕事と出会えることを祈っています。
記事は以上になります。
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