営業の職場にこんな上司はいませんでしょう?
・説明の途中で話に割って入ってこられる。
・朝一はいつも機嫌悪くて話しかけにくい。
皆さんの会社にもこんな上司はきっといますよね。
私の職場にもいますが、まあ会話がしづらく報告事項があっても話しかけにくい。
そんなダメ上司も彼らを反面教師として強い営業組織を作っていくための参考になります。
この記事でわかること
ダメ上司とうまく付き合う方法
成果は出やすく問題は起きにくくなるタフな営業組織を作るコミュニケーション
筆者の紹介
新卒で一部上場企業入社。
営業歴9年、転職経験1回。
普段は20代前半の後輩社員に囲まれて働いている。
まずは営業のダメな上司の9つの行動を見ていきましょう。
当てはまる人は明日から直し、また自分の上司がダメ上司じゃないか見極めていきましょう。
営業のダメ上司の9つの行動
- すぐに部下を否定する
- 部下の話を最後まで聞かない
- 長電話&離席が多い
- 他の社員の愚痴を言う
- 周囲に同僚が居る前で社員を怒る
- 質問を受けたら”ながら返事”をする
- 質問を受けたらイライラ返事をする
- 困った事が無いか?ストロークを出せない
- 自分に非があったことを認めない
すべては私の経験談です。営業の若手の皆さんは共感できる内容です。
一つずつ見ていきましょう!
すぐに部下を否定する
報連相をした時に返答でまず否定から入る
報告とか相談した時にはまず否定から上司はその部下のあら捜しをしたいんでしょうかね。
部下は何らかの解決策を求めて声をかけてきているわけです。それがまず否定されるようでは、日に日に声もかけずらくなります。
最悪、問題を抱えてもなかなか打ち明けられず大炎上してから持ってくる、みたいな展開になりかねないです。
報連相しやすい空気を日頃から作っていきましょう。
部下の話を最後まで聞かない
本当に伝えたい部分まで聞かずに割って入ってしまう
部下でも友人でも家族でもまず最後の最後まで相手の話を聞くこと。結論が見えて途中でわってしまうのは分かりますが、まずは最後まで話を聞いてあげましょう。
割って入られて見当違いな話をされると、相談しに行く側は士気を削がれます。
結論が見えても話は最後まで聞きましょう。
これは私も気を付けています。ついつい割って入ってしまいそうになります…
長電話&離席が多い
長電話&離席で声をかけるタイミングがなかなか無い。
忙しいのもわかりますが部下の相談も仕事ですので、しっかりと相談する時間は取るべき。営業であれば離席で戻ってきたらすぐに出かけるなどして本当に話しかけるタイミングが無い時もあります。
これ問題が起きたときに共有の遅れに繋がりますのでほどほどにして欲しいものですね。
長電話&離席が多い人は部下にこのように思われています。
他の社員の愚痴を言う
職位が上の人間が部下に向かって愚痴を言うのはもってのほか
わたし的にもっとも士気の下がるリーダーシップだと思います。
百歩譲って愚痴を言うとしても、職位の同じ人に対して、その人と2人しかいない時などとするべき。
求心力の低下が組織の力の低下を招くことに繋がります。
周囲に同僚が居る前で社員を怒る
部下への叱責は閉じた空間でやりましょう。
失敗を注意することは大切です。しかし部下にも上司と同じような尊厳がありますよね。失敗したからと言って尊厳を傷つけていい理由にはならないと思います。
叱責をするとしても個室で怒るなど工夫をするべきですね。
こういう上司は意図的にパワハラのようにやっている可能性もあります。
無理な我慢は禁物です。
質問を受けたらながら返事をする
質問をしてもPCのモニターから目を離さずにながら返事をする
例え部下とはいえ1人の従業員が時間を作って上司を頼って相談しに来ている。聞く側の礼儀としてやりながらの返事はNGです。
「メール1本打ち終わるまでちょっと待って。」とひと言いえばいいのにといつも思います。
ながら返事で対応されると部下側は「どうでもいいと思われているんだな」と思います。
質問を受けたらイライラ返事をする
イライラをぶつけるように返事をする人もいますね。
言語道断ですね。部下や後輩ならなにやってもいいと思っている上司の典型だと思います。
シンプルに職場の空気が悪くなります。
困ったことが無いか?部下へストロークを出せない。
問題点が上がってくるまで待つのではなく吸い上げるようにする。
問題かどうかを判断できるかどうかもわからない部下もいますし、報告のタイミングが無いと報告せず先送りにしてしまうこともあります。
リーダーとして組織の問題の芽をつむことは常に考えながらやらなければならない。
デキる上司は問題が無いか小まめにチェック入れてくれますよね!
自分に非があったことを認めない
部下の前では非があっても認めようとしないプライド
こういった人は部下の前じゃなくても非を認めないかもしれないですね。
間違えたことを間違えたと認められない人はこちらも信頼しにくくなります。
9つ見てきましたが、このような上司の行動は少しずつ営業組織の雰囲気を悪くしていきます。
こういった経験がある営業の皆さんはいらっしゃいますでしょうか?
営業のダメ上司の9つの行動は裏を返せば実践していきたいコミュニケーションの基本ともなります。
見ていきましょう。
営業の上司が徹底したいコミュニケーションの基本でもある
- 部下の事を頭ごなしに否定しない
- 部下の話を最後まで聞く
- 長電話&離席しすぎない。
- 他の社員の愚痴を言わない。
- 周囲に同僚が居る前で怒らない。
- 質問を受けたらながら返事をしない。
- 質問を受けたらイライラ返事をしない。
- 困ったことが無いか?こちらから聞く。
- 自分に非があればすぐに認める。
当たり前の部分もあるかもしれませんが、上司が徹底してこのようにコミュニケーションを取ってくれれば、部下もはたらきやすくなるのではないでしょうか?
続いてダメ上司とうまく付き合っていくためのポイントを見ていきましょう。
営業のダメ上司とうまく付き合う3つのポイント
- 圧倒的な成果で認めさせること
- 逆に仲良くなってしまうこと4
- 周りの同役職か上位役職の人に相談する
3つのポイントを抑えてダメ上司の良いようにされないように渡り合っていきましょう。
圧倒的な成果で認めさせること
文句を言われないくらい会社として認められるような圧倒的な成果を出す
努力を継続して成果を出して見返すというストイックな方法です。
誰もがマネできるやり方ではないかもしれませんが、言い方悪いですが黙らせるにはこれが一番ですね。
成果を出して上司の認めざるを得ない状況を作ってしまおう
その過程で周囲の人も味方に付けられるし、成長できるしで一石二鳥!
逆に仲良くなってしまうこと
ダメ上司の懐に入り込んでコントロールしてしまう
テクニックは必要になると思います。味方につけられれば強いかもしれないですね。
生理的に無理だという声もありそうですが、仕事と割り切ってこのように対応が出来るなら良いと思います。
仲良くなって働きやすさも仕事の評価も自分のものにしてしまおう。
周りの同役職か上位役職の人に相談する
ダメ上司より上の役職に相談しよう
普通そうに見えて一番難しいのがこのやり方のように思います。
相談する相手を選ばないと状況が悪化する可能性があるからです。
確実に相談に乗ってくれるという裏が取れている人にしか相談はしないこと。
ではこのように良いコミュニケーションが取れれば組織にはどのようなメリットがあると考えられるでしょうか?
営業の組織は上司のコミュニケーションひとつで変わる
ダメ上司がコミュニケーションのあり方変えることによって組織をこのように変えていけます。
- チャレンジする社風が磨かれる
- 問題が大きくなりにくい組織になる
- 働きやすい職場になる
チャレンジする社風が磨かれる
信頼できる上司の元なら積極的に挑戦もしていけます。
責任も取ってくれるし、失敗もちゃんとフォローしてくれるという信頼があれば部下は新しい仕事に挑戦しようと士気をたかめやすいです。
問題が大きくなりにくい組織になる
闊達なコミュニケーションがあれば問題も小さな火種のうちから察知できる。
普段から上司と部下でよくコミュニケーションが取れていれば、問題も事が小さいうちに察知して対処できます。
働きやすい職場になり離職率は減る
営業の定着率も上がり長い目で見れば会社にとっては有益。
社員が離職することは会社にとってかなりの損失だと思うんです。辞めるまで積み上げたものが瞬時に0になるわけなので。
働きやすい職場を作れるリーダーは会社の宝ですね。
またこれらのコミュニケーションは対人コミュニケーションスキルの基本です。
もちろん仕事以外の場面でも役に立つことを覚えておきましょう。
会社の付き合いだけでなくプライべートでも効果的
会社の付き合いだけじゃなくプライベートでのコミュニケーションでも実践していきたいですね。
特に下の3つは必須。
プライベートでも実践すべきコミュニケーションの基本
・話を最後まで聞く
・愚痴を言わない
・イライラ返事をしない
日々のライフハックにも使える考え方ですので、ぜひ日頃の自分がこのようになっていないかチェックしてみましょう。
記事のまとめに入りたいと思います。
まとめ|営業のダメ上司の9つの行動!失敗しないコミュニケーションの基本
今回の記事では営業のダメ上司の9つの行動を反面教師に良い営業組織を作っていく考えも見てきました。
最後に記事の内容を振り返ってみましょう。
営業のダメ上司の9つの行動
- すぐに部下を否定する
- 部下の話を最後まで聞かない
- 長電話&離席が多い
- 他の社員の愚痴を言う
- 周囲に同僚が居る前で社員を怒る
- 質問を受けたら”ながら返事”をする
- 質問を受けたらイライラ返事をする
- 困った事が無いか?ストロークを出せない
- 自分に非があったことを認めない
営業の上司が実践したいコミュニケーションの基本
- 部下の事を頭ごなしに否定しない
- 部下の話を最後まで聞く
- 長電話&離席しすぎない。
- 他の社員の愚痴を言わない。
- 周囲に同僚が居る前で怒らない。
- 質問を受けたらながら返事をしない。
- 質問を受けたらイライラ返事をしない。
- 困ったことが無いか?こちらから聞く。
- 自分に非があればすぐに認める。
この改善で得られる効果
- チャレンジする社風が磨かれる
- 問題が大きくなりにくい組織になる
- 働きやすい職場になる
わたしも後輩からこんな風に思われないようにコミュニケーションの取り方などは意識していきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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