「営業の仕事って辛いしつまらなくて、やりがいってなんなんだろう。」
この記事はそういった思いを持った人に読んで頂きたい記事です。具体的には下記のような方に向けてます。
・就職活動中の大学生
・営業職の若手サラリーマン
・転職活動中のサラリーマン
営業歴9年の私がこの9年で自分なりに気づいた営業の魅力、やりがいについて書いています。
筆者の紹介
営業歴9年。
商学部卒で一部上場産業機器メーカー入社
→財閥系メーカーへ転職。
普段は20代前半の後輩社員に囲まれて働いている。
営業の3つの魅力とやりがい
・他の仕事より成果がわかりやすい
・クリエイティブな仕事
・会社の未来を造っていく仕事
上に書いた点を掘り下げていきますので、営業の仕事を考えるきっかけになると思います。
まずは営業の仕事をつまらないと感じるポイントについて見てみましょう。
営業の仕事をつまらないと感じるポイント
営業の仕事をつまらないと感じるポイント
・ノルマがあって上司に詰められて精神的にしんどい。
・お客さんから怒られてばかりで辛い。
・売上げを上げ続けなければいけない。
・飲み会ばかりで週末はゴルフでしょ?
「営業の仕事って体育会系で、上司やお客さんに言われたことはゼッタイだ!みたいな雰囲気ありますよね。」
事実としてこのような実態はあります。わたしも2年ほど前に客先営業の役員3名に囲まれて怒鳴られたことがあります。
そして、確かにレスポンス良い対応や、時には相手の機嫌を損ねないようにふるまっていくコミュニケーションも必要。そのように応対しても叱責受ける時はあります。
マイナスな側面だけではなく営業にしか味わえない面白さもあります。
私はこの営業の仕事はむしろ創造的で、自己成長のステージを与えてくれる職種だと思います。
私自身も営業の仕事のおかげで成長できた点はあります。
本記事ではその点が伝わると思います。さっそく次にその魅力を見ていきましょう。
営業の3つの魅力とやりがい。仕事がつまらない若手に伝えたい!
・成果が目に見えるのでわかりやすい
・クリエイティブな仕事であること
・会社の未来を造っていくやりがい
魅力①|営業職は他の職種より仕事の成果がわかりやすい
営業職は他の職種よりも、成果がわかりやすい。
結局は営業の求められるところは受注数字・売り上げ数字です。
これはどこの会社でも同じで絶対的に数字です。
数字を達成することが出来れば評価され、数字が足りなければ叱責を受ける。達成したか否か自分の仕事の達成度も分かりやすいですね。
他の職種の場合は成果は見えやすいのでしょうか?
経理部の場合
経理部は会社の財務状況を管理する業務です。
自らのアウトプットでどれほど成果を出せているか、営業のような受注・売上といった指標が無い為成果とその評価の判断が難しい部署だと思います。
人事部の場合
人事部の目的は会社の人材がしっかりと優秀に育ってくれることです。
人材の評価は数字ではつけにくいですし、人によって見る目が違いますから非常に白黒つけにくい。
あと、採用してから結果が出るまでにある程度の期間を要することと、評価が付くタイミングが判らないことが言えます。
総務部の場合
総務部は会社によってやっている業務内容が異なる事が多いですが、管理系の仕事となるので、残業時間の管理(労務管理)や給与計算などとなってくると思います。
ある意味問題が起っていない状態が仕事の目標地点でもあるため、他の管理系の部署同様、成果を上げるという概念がやや乏しいように感じます。
営業のアシスタントの場合
営業アシスタントは営業担当と直接やり取りしバックサポートをする仕事です。
仮に営業マンが受注を取ってきたところで、アシスタントが大々的に評価されるという事はまずないですね。
もちろん、営業の活躍はアシスタントの支えがあってのものです。ただし、成果が目に見えて判るかというと難しいです。
やはり他の職種と比べても成果の分かりやすさが最も明確なのは営業職だと言えます。
成果が目に見えるとダメだった時の対策もしやすい。
仕事のサイクルを回しやすいのが営業職です。
それでは続いての営業の仕事の魅力を見ていきましょう。
魅力②|営業職はクリエイティブな仕事
細かな各お客さんに対しての”戦術”は営業個人の考え、創造力や発想力に期待されている部分が大いにあると思います。
・どうやって上手く話を引き出すか
・どうやって仲良くなっていくか
・どのようにしてお客さんと関係性を深めていくか。
常に情報を自分でアップデートし、自分で創意工夫しないと、ライバルに追い越されます。とにかく自分の頭で考えながら愚直に行動をし続ける事が必要。
創意工夫しながら、愚直に行動。まさにこれですね。営業とは華やかでは無く地道で泥臭い事を続けていく仕事です。
新商品などを扱うことになれば、販売方法、新規顧客ターゲットリスト・販促物の作成など、これらも新しい発想をもって取り組む必要がある
・既存の販路を使い、売っていくのか
・新規顧客を主なターゲットにするのか
・どのような販促方法が適切なのか
自分でアイデアを出しまくれる人は重宝されると思いますし、それを試すことが出来るのが面白い。
試行錯誤して成果を上げることが出来たときの達成感は営業職の特有の感覚です。
つづきまして最後のポイントを見ていきましょう。
魅力③|営業は会社の未来を造っていく職種
営業職は10年後、20年後にその会社で働く人達の飯のタネになる財産を、営業活動を通して構築していくのが仕事。
たとえば、あなたの会社で新商品を発売することに決めました。
会社としては発売する新商品は、当然、この不景気の局面を打開するためなんとかして売っていきたいと考えている。
その新商品の改善点などをお客さんからフィードバックをもらい技術、開発へ展開していくこと。
そのようにして、少しずつその新商品を成長させていく事は営業の仕事です。
結果、その商品が、10年後、20年後に会社の売り上げの大黒柱的になっているかもしれません。
売り上げの規模が大きくなってくればそれは「会社の未来を造った」ということではないでしょうか。
このように結果を出すことが出来ればやりがいも感じれると思います。
営業の地道な活動が10年後20年後の会社を造っていく。
まとめ|営業の3つの魅力とやりがい。仕事がつまらない若手に伝えたい!
それでは記事の内容を振り返ってみましょう。
・成果が目に見えるのでわかりやすい
・クリエイティブな仕事であること
・会社の未来を造っていくやりがい
以上、3つの点について解説してきました。
シンプルに3つだけあげました。やはり、営業は自分で作戦を考えて、その作戦の通り営業活動を進めて、最終的に成果を出す。これが面白いです。
私が「創造的で、自己成長のステージを与えてくれる職種」と言いましたが、少しでもそのイメージが伝わりましたでしょうか?
営業に興味ある方達を、ぜひ後押しさせて頂きたい。
または、将来に悩む人たちの心配を解消できるきっかけになればと思います。記事を読んで頂いた方にこちらの本を紹介させて頂きます。
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