最初に断っておきます。
わたしは会社の飲み会は極力参加しないほうが良いと思っています。
さらに言えばマナーなんてどうでもいいと思っています。
定時後のプライベートな時間をわざわざ割いてまで参加した飲み会で
「ワカモノ・ゆとり世代だからマナーなんか知らなくてあたりまえですね。」
なんていう烙印を押されたくないですよね?
マナーを守らなかったせいで、そんな評価をされるのは願い下げ。
なのでマナーは知っておいたほうがいいとおもいませんか。
そんなわたしが若手の皆さんに共有したいマナーを紹介します。
入店してから飲み会が終わり解散するまでに沿って書いていきます。
会社の飲み会で失敗しない為のマナー
お店に入店する時は上司・先輩社員を自分より先に通す
相手を立てるという敬意をあらわす意味で入店時には上司を先に通します。
席に案内するのは店員の役割なので、自分は上司の後ろに続いて入っていきましょう。
お店での席次について (上座・下座に注意しましょう)
飲み会の席にも席次があります。
上の図の①が上座、④、⑥が下座です。
役職が上の人が上座、下っ端のわたしたちは常に入り口に近い下座に座ります。
我々は下座で料理・ドリンクの取り分け,注文などの飲み会仕事をこなすのみ。
席に着いたらアウターはハンガーでかけてあげましょう
上司のアウターを預かり、ハンガーで壁にかけてあげましょう。
タバコの煙や焼き肉のにおいが付きにくいような位置を探します。
煙をあびる場合、自分のアウターを手前側にかけてあげるなどするといいと思います。
上司の言う「無礼講」には注意しろ!!
無礼講は社交辞令でしかない。
「いやあー、〇〇君とは前から飲みたいと思っていたよ!今日は無礼講で!」
「ありがとうございます!肩の力を抜いて参加させて頂きます。」
と言って、頭は冷静に 日中の仕事モード でいつづける事。
「好きなものを頼め!」 も大ウソなので気をつけましょうね。
タバコの灰皿をパス
喫煙者が近くに居たら灰皿を用意してあげる配慮をしましょう。
飲み会の幹事なら喫煙・禁煙で座る席を離すなどのができればいいですね。
ホスト・キャバクラ嬢かよ…という気がしてきますが。笑
ライターで火をつけるまではしなくても大丈夫なので安心ください。
料理・ドリンクを頼むときは自分から
注文は若手の役目と思って積極的に料理を頼んでいく。
初めて飲みに行く上司がいれば「嫌いなものは無いですか?」などの声をかけると良いでしょう。
料理・ドリンクが来てからの注意点が多い
ー 大皿料理は小皿に取り分ける
とりあえず大皿料理が来たら、即効取り分けに行くマインドで居ましょう。
取り分けた皿を渡すのも役職順にしていく。
大皿料理が来たのを知っていて放置 → 先輩社員が取り分ける → 営業部長にキレられる
このパターン経験済みです。
ー 目上と乾杯する時は自分のグラスを低い位置に
年の近い先輩でも上司でも 相手が目上であれば自分のグラスは下へ下へ・・・。
ー お酌を受ける場合は飲めなくてもひと口でいいから口をつける
お酌を受ける場合、お酌されたお酒をひと口も飲まずにテーブルに戻すのはNG
飲まなくてもいいから口をつけるようにしましょう。
パフォーマンスでOK!
郷に入っては郷に従えで。
ー ビールのお酌を受ける場合はグラスは両手で持つ
片手で持ったグラスでお酌を受けるのもよくありません。
しっかりと両手で持ち「ありがとうございます。」くらい言ってお酌を受けるようにしましょう。
ー お酌をする場合は役職順にする
こちらがお酌をする番です。
お酌をするときも気を付けなければいけません。
役職が上の方から順番に回っていきましょう。
順番間違えて「お前○○部長のグラス空いているぞ!」と逆に怒られたことあります。
つぎに行っているのになぜ怒られた・・・。
ー お酌をする場合は下座に位置してお酌する
お酌をするときは、上座側から下座に向かってするのはNGです。
下座 = 入口に近い方から、上座に向かってお酌をしましょう。
めんどくさいですが。笑
われわれは常に下座側に居ましょう。
ー ビールは銘柄が相手に見えるようにお酌する
相手にビールの銘柄を知ってもらうようにするためです。
ワインやほかの飲み物も同じ考えでやるといいでしょう。
ー ビール瓶がお酌するときグラスにふれないようにする
コツン!とあたらないようにする。
マナーは礼儀作法なので、意味なんて考えてもしょうがない。
ダメなものはダメ精神で。
ー ワイングラスのお酌はテーブルに置いたまま
お酌を受ける時にワイングラスを持ち上げがちですが・・・
テーブルに置いたままでがまん。
ー 上司のグラスが空になったら「次なにか飲まれますか?」
上司のグラスが空になっているからといって、聞かずに注ぐのはやめましょう。
ビールを飲んでいても次にはハイボールなどほかのお酒を飲みたいと思っているかもしれません。
「次なにか飲まれますか?」
「同じのでいいですか?」
セリフはなんでもいいですが、なにかしらお伺いを立てるほうがスマートです。
会話の注意点
キホン的には聞き役に徹することのみしかないです。
上司の自慢話・昔話・武勇伝は興味ないけど聞いておくようにします。
また、宗教・政治・文化の違いに関するネタは避ける。
会計時の注意点
だいたいの飲み会では若手は支払いの面で優遇されると思いますが、財布を出して払おうとする姿勢は見せておきましょう。
奢ってもらう事・多く出してもらう事は当たり前のことではありません。
解散後の注意点
翌日にはお礼を言いましょう。
その場にいなければメールでもOKです。
上司が複数いる場合は職位が上の方のみで良いと思います。
「昨日はありがとうございました。」
この一言が言えないだけで、アイツは挨拶もできない!と言われている、かわいそうな後輩くんがわたしの後ろの席にいます。
仕事よりも気疲れする会社の飲み会は極力参加しない
いかがだったでしょうか。
これらのマナーを全てをもれなく対応するのは無理だと思います。
また、気にして参加する飲み会は仕事よりも気疲れします。
できることなら今後の仕事上の人間関係を考えて、角が立たないように断りたいものです。
そうはいっても参加しなければいけない時がいつかは来ます。
そんな時のためにも少しだけ勉強しておくと飲み会を無難に乗り切れますね。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
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